-
こんにちは、吉川です。
弊社では、補助金が採択となった後に必要な手続きをサポートする専門部署を設けております。
必要資料のご案内や、お手続き方法など補助金の入金までスムーズに進むようサポートしております。
また、補助金によっては、補助金が入金となった後も数年間、申請通りに事業が進んでいるか事業化状況の報告が必要となります。
今回は、事業化報告についてもサポートを行っている専門家から、事業再構築補助金の事業化状況報告についてご説明いたします。
〈 目次 〉
事業化状況報告とは
補助事業が完了し、補助金の入金を受けた事業者様は、補助事業の成果を事業化状況報告として報告する義務があります。
報告回数は年に1回、計6回です。
報告1回目を0年目、報告2回目を1年目と数えます。
報告時期
報告時期は決算月から3ヶ月後が報告期限です。
例:12月決算の場合→1月1日から3月31日までに報告
3月決算の場合→4月1日から6月30日までに報告
ただし、1回目の報告については補助事業の完了日が決算内かどうかで異なります。
例:12月決算で補助事業完了日が2024年10月の場合→2025年3月が1回目の報告
12月決算で補助事業完了日が2024年12月の場合→2025年3月が1回目の報告
12月決算で補助事業完了日が2025年1月の場合→2026年3月が1回目の報告
※原則、報告期限は決算月から3ヶ月後ですが、1回目の報告期限は、実績報告が承認された時期などを考慮し、少し期限が延長される場合がございます。
事務局から事業化状況報告のご案内メールが届きますので、そちらで確認するようにお願いいたします。報告内容
事業再構築補助金のHPから報告内容のフォーマットをダウンロードできます。
該当する公募回ページから、
- 様式第13の別紙 事業化状況等の実態把握調査票
- 事業化状況_追加報告用
- 様式第13 事業化状況・知的財産権報告書(知的財産権の登録がある場合のみ)
をダウンロードします。
「様式第13の別紙 事業化状況等の実態把握調査票」の内容を、事業化状況報告システムへ入力します。
「事業化状況_追加報告用」は入力し、上記サイトへ報告資料として添付します。
また、報告資料として、
①損益計算書
②貸借対照表
③労働者名簿(法人事業概況説明書でも可)
④賃金台帳(大規模賃金引上げ枠で申請された場合)
⑤製造原価報告書※
⑥販売費及び一般管理費明細表(内訳)
をPDFとして添付します。
※製造原価報告書を作成していない場合は、その旨を記載した資料を添付します。
事業化状況報告を提出しない場合は、補助金返還の対象となっておりますので、期限に注意をして報告するようにお願いいたします。
報告内容や報告方法についてご不明な点等ございましたら、弊社にお問い合わせください。
【参考資料】
-
こんにちは、日野です。
この度、中堅企業に向けた大規模成長投資補助金のセミナーを開催いたします。
大阪、名古屋、東京の3拠点で開催します。参加者特典もありますので、ご興味ある方は奮ってご参加下さい!申し込みフォームはこちら
https://docs.google.com/forms/d/1KP5ywiTkbxvvOzRyWLGXkJwduSwq0bF3j5uuE_aLANs/viewform?edit_requested=true政府は令和6年を「中堅企業元年」と位置づけ、これまで大企業と一括りにされ、支援の対象外になることが多かった中堅企業の成長力の強化に取り組んでいます。政府は令和5年度補正予算で中堅企業・中小企業向けに3,000億円以上の補助金を確保し、DXやGXなどを通じて生産性の向上と持続可能な賃上げを目指す企業を強力に支援しており、今後もこの流れは続くと見込まれます。
一方で、補助金は、公募が始まってから申請締切までスケジュールが非常にタイトであり、制度内容も複雑な為、申請手続きは決して容易なものではありません。弊社では申請プロセス全体を支援し、採択後のフォローアップまで一貫したサポートを提供している為、企業の皆様は本業に集中しながら、補助金を活用した事業展開を進めて頂けます。
今回のセミナーでは、今後の補助金の予想や申請の際に注意すべきポイントを詳しく解説するとともに、補助金の活用事例をご紹介いたします。
【セミナー会場・開催日時】
(1)大阪会場
日時:10月16日(水) 13時半~15時半
会場:TKPガーデンシティ⼤阪梅⽥ カンファレンスルーム16B
https://maps.app.goo.gl/jqGv8qH1r1TJeYSPA(2)名古屋会場
日時:10月23日(水) 13時半~15時半
会場:TKP名鉄名古屋駅カンファレンスセンターカンファレンスルーム9A
https://maps.app.goo.gl/6Y3qZwLyN5Hb8ekB9(3)東京会場
日時:10月29日(火) 13時半~15時半
会場:TKP品川カンファレンスセンターカンファレンスルーム7B+7C
https://maps.app.goo.gl/kwvKJBLzV5wicV7n7 -
令和6年度中小企業生産性向上促進事業費補助金の採択実績を更新しました。
-
こんにちは、フラッグシップ経営の市位です。
ものづくり補助金18次締切で採択となった事業者様におかれましては遂行状況報告を終え、補助事業実施期間に突入されている方が増えてきているのではないでしょうか。
次のステップである実績報告ですが、ものづくり補助金の実績報告は写真や図が多く求められるので注意が必要です。
少しでも早く実績報告を提出できるよう必要となる資料やお写真についてご紹介いたします!
〈 目次 〉
1.ものづくり補助金 実績報告の特徴
提出は交付申請と同じJGrantsから行いますが、提出資料のボリュームが多いことから最初は担当の地域事務局にて事前確認が行われます。
事前確認が完了しなければJGramtsに提出することはできません。
※地域事務局より修正依頼がございます。
2.実績報告資料の構成
実績報告資料.zipの中には以下の3つのファイルが収録されています。
3.必要資料一覧
■ 交付決定通知書
交付決定後、JGramtsからダウンロードできます。
■ 通帳のコピー
①通帳の表紙、金融機関名、口座名義人、口座番号が確認できるもの
②補助事業に要した費用の出金が分かるページ
■ 見積書、相見積書
交付申請時のもの
■ 注文書
発注したことがわかる書類
■ 注文請書
注文を受けたことが分かる書類
■ 納品書
■ 検収書
ない場合は納品書に①検収日、②検収担当者、③「検収」の3点を記載
■ 請求書
設備メーカー様にご確認ください
■ 振込依頼書
■ 画像データ
①設備設置前のスペース ※設備導入前にご撮影ください
②搬入時の風景
③送付伝票 ※ない場合もあります
④設置後の設備
⑤設備に機械番号を付した写真
4.設備に機械番号を付した写真
機械装置、原材料などの補助対象物件には管理No.を記載したラベルを作成し、添付する必要がございます。
■ 添付位置
・型番プレートの下など確認しやすく、作業の邪魔にならないところ
・原材料などの直接添付が困難な場合は箱やケースに添付
■ ラベルの作成例
※紹介した資料以外で必要となる資料がある場合もございます。
今回はものづくり補助金の実績報告で必要となる資料についてご紹介いたしました。
その他にも、申請時の計画通りに進んでいるか、不良率や作業スピードなど当初の目標を達成しているのか検証を行う必要もございます。
ものづくり補助金のサイトに実績報告資料の作成マニュアルや動画もございますので、一度ご確認ください。
弊社ではものづくり補助金の実績報告についてもご支援を承っておりますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
-
こんにちは橋本です。
全国で採択実績が600件を超える補助金の専門家である当社が補助金の手続きを丸っと解説させていただきます。
補助金申請がはじめてという企業様は是非、ご覧ください。
1.補助金とは
補助金とは特定の団体(経済産業省や各都道府県等)が求める取り組みを後押しするために支払った費用に対して補助が下りる制度のことです。
2.一般的な補助金の流れ
補助金は公募する団体や種類によって変わりますが大きく下記のスケジュールイメージがベースとなってきます。
【基本的な補助金のスケジュール】
【目次】
<p>⑥報告・入金
①投資内容の検討
まずは何を購入するために補助金を受けたいのかを検討します。また、この段階で設備の金額感や設備の活用方法を考えておく必要があります。
②補助金の検索
投資内容が固まれば申請出来る補助金があるのかを調べていきます。地方や国等、公募団体や種類に応じて全国では1,000種類を超える補助金が実施されていると言われており、本来はそれを一つずつ調べていく必要があります。
補助金額の上限や申請条件などが非常に様々ありますので自社が使える補助金を見つけるにはたくさんの補助金を確認していく必要があります。補助金を調べていただく際や補助金の情報を集めたい方は下記のサイトや機能をご利用してみていただくと手間が削減できるかもしれません。
【ちょび楽ポイント】
「○○県 補助金」等で通知が来るようにしておくと補助金の情報が自動で取得出来るようになります。
・専門家に相談する
専門家に相談すると支援出来る補助金があるのか等、補助金を提案してもらえるケースも多いため、上手く相談すると時間だけが過ぎていくということも解消出来ます。
③要領確認・申請準備
良さそうな補助金が見つかれば次は申請に向けて要領の確認を行っていく必要があります。必要な準備物は何か、作成しないといけない資料はどれだけあるのか、いつまでに申請を行う必要があるのか等、要領を熟読した上で準備を進めていく必要があります。
補助金によっては100頁近い要領を読む必要がありますが採択の取り消しリスクをはじめ、要領の熟読は非常に重要なポイントです。
④申請・採択
提出物の準備が完了すれば締切までに申請を行い、採択されるのを待ちます。補助金は申請を行えば必ずもらえるものではなく、公募趣旨への合致や実現性等、様々な観点から評価された上で採否が判断されます。
このハードルを越える点が大きな壁となっており、全国で支援機関等の専門家に相談される方が多い要因となっております。
⑤投資の実行
無事採択をされた場合に計画していた設備投資を実行していきます。このため、投資計画から実際の発注・導入までは半年以上要する等、非常に長期的な取り組みとなって参ります。このため、素早く手続きを進めていく必要があります。
⑥報告・入金
設備投資の完了後、完了報告を行い初めて入金を受けられるケースが多く、補助金の入金までは繋ぎ融資の利用等、資金工面を行う必要が発生してきます。一度、立替払いを行う必要があるという点も補助金利用の注意点となっております。
【まとめ】
補助金申請は投資計画から補助金検索、入金まで非常に長期的な取り組みとなってきます。また、手続きを間違うと補助金返還や取り消しのリスクがあるため、公募要領の熟読が必要です。手間はかかりますが1つ1つ丁寧にポイントを押さえることで事業者様自身でも申請が可能であり、難しくはありません。補助金を使って投資を行うことは経営をうまく進めるテクニックかと思いますので「時間がない」、「不安だ」、「難しい」という方は専門家にも相談しながら是非、ご活用ください!