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こんにちは、市位です。
2025年5月30日に事業再構築補助金の事業化報告のマニュアルが更新されました。
事業化報告のマニュアル更新頻度の高さに驚いている今日このごろです。
事業化状況システム操作マニュアル:https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/documents/jigyokajyokyohokoku_manual.pdf
今回の更新ではシステムへの入力項目に⑦その他のデータが追加となりました。
⑦その他のデータとは?
これまで⑥損益計算書等にて登録いただいていた追加報告用エクセルデータの内容をシステムに登録することとなりました。
⑦その他のデータの入力方法
● 会社全体の実績
決算報告書の損益計算書を参照し、該当箇所の内容を入力します。
● 企業全体の実績
決算報告書の貸借対照表を参照し、該当箇所の内容を入力します。
● 補助対象事業の実績
決算報告書に研究開発費の項目がある場合は該当の数字を入力します。
項目がない場合は「0」と入力します。
● その他効果
補助金を活用し、導入した設備/施設の稼働状況を入力します。
● 従業員情報
事業場内最低賃金や従業者数など従業員に関する情報を入力します。
● 主業種/事業
企業活動全体で一番売上が高い業種・事業を選択し、それぞれの売上高を入力します。
※業種・事業が1つである場合は売上高には同じ数字が入ります。
● 他の補助金
新たに事業再構築補助金以外の補助金を受給された場合はその件数と受給金額を入力します。
入力箇所が増えたことで負担に思われる事業者様もいらっしゃるかと存じます。
何を入力するべきかわからない場合は黄色の「?」マークにカーソルを合わせると説明が出てきますので、是非ご活用ください。
弊社では事業化報告のご支援も承っておりますので、ご不安な場合はお問い合わせいただけますと幸いです。
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こんにちは、吉川です。
みなさまはGビズIDはお持ちでしょうか。
最近では、補助金以外にも様々な行政サービスを受ける際に必要になることが増えているため、お持ちの方も多いのではないでしょうか。そんなGビズIDでログインするには「二要素認証」が必要です。
アカウントIDとパスワードを入力すると、登録している携帯番号にSMSでワンタイムパスワードが届くようになっており、届いたワンタイムパスワードを入力することでログインができる仕様になっています。
今回、このワンタイムパスワード認証が2025年12月末をもって廃止される予定となっております。
そのため、GビズIDアプリを用いたアプリ認証への切り替えを呼びかけています。
変更方法
●初回起動時
① お持ちのスマートフォンから「GビズID」アプリをダウンロード
② インストール完了後、アプリを起動して「アプリの利用をはじめる」をタップ
③ 利用規約の「利用規約に同意する」をタップ
④ アプリの説明が表示されますので、よくお読みになり「次へ」ボタンをタップ
⑤ プッシュ通知の設定画面が表示されますので、ダイアログの「許可」をタップ
※ここで「許可」しなければアプリの使用ができないため、ご注意ください。●GビズIDの連携
① ホーム画面の「アプリ認証を登録・確認する」をタップ
② 「アカウントを追加する」をタップ後、「ID/PASSを入力する」をタップ
③ GビズIDのアカウントIDとパスワードを入力
④ SMSにワンタイムパスワードが届くため、ワンタイムパスワードを入力
⑤ 「アプリ認証が完了しました」が表示されれば連携完了アプリとの連携が完了すれば、これまでワンタイムパスワードを入力していた作業が、アプリ上で認証するだけでログインが完了できるようになります。
アプリとの連携を完了した後に、機種変更などを行う場合は事前に連携解除を実施する必要があるためご注意ください。
連携解除の方法や、通知を「許可しない」に設定してしまった場合などの手続き方法はマニュアルに記載されておりますので、こちらをご確認ください。
ワンタイムパスワード認証の具体的な廃止日は決定しておりませんが、あと半年ほどで廃止が予定されておりますので、お早目の切り替えをおすすめします。
アプリのダウンロードはこちらから
iPhone(iOS)をお使いの方
Android OSをお使いの方
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こんにちは橋本です。
本日、省力化補助金の公募締切となっておりますが新たな補助金公募や制度の見直し、年度の代わり目等で春公募は申請を見送られた方が多かったように感じます。
申請の全体像や採択結果も見えだした夏あたりに申請を検討されている事業者様も多いのではないでしょうか。
夏は多くの補助金が7月に申請締切が集中しておりますので早い段階でどの補助金に申請するかを決定し、準備を進めていく必要があります。
目安としては1.5~2か月程の準備期間が必要になりますので夏公募とは言え、実はそろそろ準備を進めなければいけない段階になってきています。
【補助金公募スケジュール(弊社予想を含む)】
補助金毎に補助条件も異なりますがやはり、採択されなければ元も子もありません。
まずは検討している設備や取組内容がどの補助金に合致するのか判断するところから始めてみましょう!
「この補助金は使えるのだろうか」「採択されるにはどうしたらいいのか」等、お困り事やお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。
【ものづくり補助金の公募趣旨】
革新的な新製品・新サービス開発による高付加価値化
【省力化補助金(一般型)の公募趣旨】
現場の設備や事業内容等に合わせた多様な省力化投資による省力化・省人化
【新事業進出補助金の公募趣旨】
新市場・⾼付加価値事業への進出
【中小企業加速化補助金】
売上高100億円企業を目指す中小企業の創出
【大規模成長投資】
地域の雇用を支える中堅・中小企業の更なる成長
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こんにちは橋本です。
本年度は様々な補助金が公募されていますが事業者様に補助金を提案する上でやはり賃上げがネックになるケースが多く存在しています。
その中で専門家としても苦戦する点が賃上げの基準年度や考え方が補助金毎に異なる点です。
事業者様の投資内容やスケジュール、賃上げの是非等、様々な要素から最適なご提案をさせていただきますが最近、ご提案が複雑化してしまう傾向にあります。【表:賃上げ条件一覧】
こちらがザックリとまとめた補助金毎の賃上げ条件比較となります。
簡易表現のため、厳密ではない部分もありますが全く同じ考え方の補助金がないことがご理解いただけるかと存じます。
何故、こんなに複雑な制度設計にしたのでしょうか。
ご支援させていただいた事業者様から「国の制度はいつも複雑だが、これは支援なしでは申請までたどり着けないな。」という言葉を良くいただきますが賃上げだけを見ても頷けますね。
総額を上げるのか、一人あたりを上げるのか。賃上げの起算となる基準年度はどこか。様々な賃上げ条件を整理しなければ最終的に補助金返還というリスクに繋がってしまいます。
弊社では最適な補助金をご提案させていただきますのでお困りの事業者様は是非、お気軽にご相談ください。 -
こんにちは、市位です。
補助金の申請をはじめとした行政手続きの際に必要となるGビズIDですが、代表者が変更となった場合のお手続きについてご存じでしょうか。GビズIDプライムを保有されている場合は、アカウントの引継ぎを行うことができますので、その手順についてご紹介いたします。
ただし、引き継がれる情報と引き継がれない情報があるため、注意が必要です。
アカウントの引継ぎ手順
step 1 新しい代表者のGビズIDプライムの作成
こちらのサイトからGビズIDプライムの申請を行うことができます。
※審査時間の目安:オンライン申請→最短即日、書類申請→1週間程度
step 2 引継ぎ先のGビズID(step 1で新たに作成したID)でログイン
step 3 左メニューの「アカウント引継ぎ」をクリック
step 4 プルダウンリストの中から引継ぎ元となるGビズIDプライムを選択し、「確定」ボタンをクリック
※法人番号が同じGビズIDプライムがリストアップされます。
step 5 引継ぎ元アカウントの情報を確認
step 6 引継ぎ元アカウントの状態を選択し、「引継ぎ」をクリック
〇アカウントの引継ぎを行い、引継ぎ元のアカウントを停止させる。
→アカウントの引継ぎ後、引継ぎ元アカウントが利用停止となります。
〇アカウント引継ぎを行うが、引継ぎ元のアカウントを停止させない。
→アカウント引継ぎ後も引継ぎ元アカウントの利用ができる。
最後に
今回ご紹介したGビズIDの引継ぎ方法について詳細を確認される場合GビズIDマイページ操作マニュアル p.53をご参照ください。
また、2025年12月よりログイン時のワンタイムパスワード認証が廃止となる予定となっておりますので、GビズIDアプリの「アプリ認証」への切り替えをお願いいたします。
GビズIDアプリのダウンロード:https://gbiz-id.go.jp/top/app/app.html