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さいたま市事業者向け設備導入応援補助金(物価高騰対応)の採択実績を更新しました。
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令和7年度中小企業生産性向上促進事業費補助金(6月公募)の採択実績を更新しました。
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こんにちは、鮫島です。
お客様より「△△△補助金の公募はいつから?」「◎◎県の補助金ってどうやって探すの?」といったご質問をいただくことがあります。
公募中の補助金や助成金が一目でわかるものや、自社が応募できる地方補助金を検索できるサイトがあれば、、
そう感じられている事業者様も多いのではないでしょうか?
今回は経済産業省が公開しているホームページから、補助金や助成金の最新情報を取得する方法と地方補助金の探し方についてお伝えいたします。
中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポplus」を活用しよう!
ミラサポ「plus」とは?
中小企業・小規模事業者向けの補助金・給付金等の申請や事業のサポートを目的とした、国のWebサイトです。 各制度の説明や申請方法について知ることができ、制度の活用事例を検索できる機能もあります。
それでは実際に「ミラサポplus」のサイトから、補助金や助成金について、情報収集を行ってみましょう!
補助金の最新情報を知ろう!
下記URLをクリックいただき、少しスクロールいただいた箇所に「申請受付中・申請受付予定の補助金情報をご案内します。」という記載とともに、各補助金の情報が一覧となった青色の表がご確認いただけます。
https://mirasapo-plus.go.jp/中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポplus」
こちらの表では、各補助金の公募要領公開日や申請受付期間の最新情報を確認できます。さらに、公募要領のPDFや申請のポイントを記載した関連記事も閲覧できます。
今気になっている補助金の最新情報が知りたいと思った方は、ぜひ、上記の表をご活用ください。
地方補助金を探そう!
先ほどと同じページ内に、地域別に補助金が探せる場所がございます。
調べたい地域を都道府県の地図から選択し、クリックすると選んだ地域の補助金情報を確認することができます。
試しに栃木県をクリックしてみると、下記の補助金情報を閲覧することができました。
自社で申請できそうな補助金は見つかったけれど、どうやって補助金を選べばいいの?
そう疑問に思われた事業者様にお勧めさせていただきたいのが、「ミラサポplus」に掲載されている、自社の売り上げ規模や目的に合わせて補助金を検討できる図です。
補助金ごとの違いがとても分かりやすくまとめられています。この図をご活用いただき、自社に最適な補助金はどの補助金なのかをお考えいただくヒントにしていただければと思います。
まとめ
補助金を活用するためには、まず「最新情報」を収集し、「自社の状況にあった補助金を選択する」ことが大切です。
補助金の最新情報を素早く簡単に知りたい!という方はぜひ「ミラサポplus」をご活用ください。
もっと詳しく補助金の内容について知りたい!自社に最適な補助金について一緒に考えてほしい!など
弊社では、補助金についてのさまざまなご質問・ご相談にも対応させていただいております。
いつでもお気軽にお問い合わせください。ご連絡お待ちしております。
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こんにちは、湊です!
2025年10月1日、「新規事業進出補助金」の記念すべき第1回公募における採択結果が発表されました。まずは、採択された皆様、誠におめでとうございます!残念ながら今回は見送りとなった皆様も、新しい挑戦に向けた事業計画の策定、本当にお疲れ様でした。
新しい制度の第1回公募ということもあり、どのような事業が採択されるのか、その傾向に大きな注目が集まっていました。
本記事では、発表された採択結果のデータを基に、株式会社フラッグシップ経営が採択された事業の傾向を速報分析。現在公募中の第2回公募で採択を勝ち取るために、今から準備すべきポイントを専門家の視点で解説します!
■ まずは数字で見る!第1回公募の採択結果概要
まずは、公表された全体の結果を正確に見ていきましょう。
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申請件数: 3,006件
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採択件数: 1,118件
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採択率: 約37.2%
採択率37.2%という数字は、申請すれば誰もが通るような簡単な補助金ではなく、事業計画の内容が厳しく審査された結果であると読み取れます。しかし、質の高い計画は確実に評価されていることも事実です。
業種別に見ると、申請・採択ともに製造業、卸売・小売業、建設業が上位を占めました。特に製造業は採択率が約52%と他業種より高い傾向にあり、具体的な設備投資計画を立てやすい事業が有利であった可能性がうかがえます。
【出典:中小企業新事業進出補助金事務局 新事業進出補助金第1回公募の採択結果について 】
■徹底分析!採択された事業に見られる「3つの共通点」
私たちは、公表された1,118件の採択事業計画を分析し、そこから見えてきた共通の傾向を3つにまとめました。
1. 本業とのシナジーが高い「飛び地ではない」新事業
最も顕著な傾向は、全くの異業種に飛び込む「飛び地」のような事業よりも、自社が培ってきた技術・ノウハウ・顧客基盤といった既存の強み(コアコンピタンス)を活かした新事業が多く採択されている点です。
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例:
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精密部品加工メーカーが、その技術を応用して医療機器分野の試作品開発事業へ進出。
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地域の工務店が、職人の木工技術を活かして高品質なオフィス向け木製家具の製造・販売事業を開始。
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業務用ソフトウェア開発会社が、既存顧客のニーズを基に特定の業界に特化したSaaS型新サービスを開発。
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「なぜ、あなたの会社がこの新規事業をやるのか?」という問いに対して、**「我々には、これまで培ってきた〇〇という強みがあるからです」**と明確に答えられる事業が高く評価されています。
2. 「誰に・どう売るか」の市場分析と販路が明確な事業
次に、「こんなに素晴らしい製品・サービスを作ります」という技術論だけでなく、「それを、誰に、どのようにして届けるのか」という新市場性や販売戦略が具体的に描かれている事業計画が目立ちました。
公募要領でも「市場ニーズの的確な把握」が審査項目として挙げられていましたが、まさにその点が重視された結果と言えます。客観的な市場調査データや、具体的なターゲット顧客像、そしてテストマーケティングの活用などで、既存の販路との違いを明確にした新市場における具体的な販売計画が示せていることが、採択の大きなポイントとなったようです。
3. 「地域や社会の課題解決」に貢献する事業
3つ目の傾向として、自社の利益追求だけでなく、地域経済の活性化や、特定の社会課題の解決に繋がるような事業も高く評価されています。
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例:
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地域の特産品を活用した新商品開発と、ECサイトによる全国への販路拡大。
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高齢化社会を見据えた、ITを活用した見守りサービスの開発。
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環境問題に対応した、リサイクル素材による新製品の開発(GX分野)。
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自社の成長が、地域や社会の課題解決にどう貢献するのか、という「事業の社会的意義」を語れることも、重要な評価軸となっていると考えられます。
■【締切12/19】第2回公募で採択を勝ち取るために
今回の結果を踏まえ、現在公募中の第2回公募(応募締切:2025年12月19日(金) 18:00)に向けて、事業者の皆様が今から準備すべきことをまとめました。
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今回見送りとなった方へ 不採択は、計画をブラッシュアップするための絶好の機会です。まずは上記の3つの傾向とご自身の計画を見比べ、「本業とのシナジー」「新市場性」「社会的意義」の観点で、どこが弱かったのかを客観的に分析してみましょう。 特に、第2回公募では賃上げ要件の未達の場合に補助金返還の可能性があるなど、ルールがより厳格化されています。第1回の計画をベースに、これらの変更点を踏まえて収益計画や賃上げ計画の実現可能性を徹底的に見直すことが、次への一番の近道です。
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これから新規申請を検討される方へ 締切まで時間は残されていますが、決して長くはありません。今から準備を始める方は、まず事務局のホームページで公表されている第1回の採択案件一覧に目を通すことを強くお勧めします。どのような事業が採択されているのかを知ることで、求められる計画のレベル感や、事業の切り口のヒントを得ることができます。その上で、自社の強みを再確認し、「どの強みを活かして、どの市場を狙うか」という事業の核を固めることから始めていきましょう。
まとめ
「新規事業進出補助金」は、企業の新たな挑戦を力強く後押しする非常に魅力的な制度です。第1回の結果から、その採択を勝ち取るためには、情熱だけでなく、客観的なデータに基づいた冷静な事業分析と、実現可能性の高い具体的な計画が不可欠であることが明らかになりました。
「第2回公募に挑戦したいが、何から手をつければ良いか分からない」 「第1回の計画をどう見直せば良いか、専門家の意見が聞きたい」 このようにお考えの事業者様は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。貴社の次なる挑戦を、成功へと導くお手伝いをさせていただきます。
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「中小企業新事業進出補助金」(第1回公募)の採択結果が発表されました。
当社では、4件採択されました。
採択されました企業様の設備投資額合計2億1,773万円、補助金額合計1億886万円でした。
採択されました企業様、おめでとうございます。