採択について
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令和元年度・令和二年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(12次締切)の採択結果が発表されました。
当社では、15件採択されました。
採択されました企業様の設備投資額合計2億772万円で、補助金額合計1億805万円でした。
採択されました企業様、おめでとうございます。
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「事業再構築補助金」(第7回)の採択結果が発表されました。
第7回公募では、62件採択、設備投資額24億1,062万円、補助金採択額15億9,007万円でした。
採択されました企業様、おめでとうございます。
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こんにちは、フラッグシップ経営の㮈本です。
事業再構築補助金が、来年1月13日で締切を迎えるため、現状では今回の申請が最後の申請となります。
既に、弊社でも多くの事業者様から申請のお問い合わせを多くいただいており、申請の準備を進めています。
ご相談いただく事業者様は、主に製造業の事業者様が多いですが、コロナでダメージを負った飲食店や旅行業さらには、建設関係などの事業者様からのご相談も増加してきております。
製造業の事業者様からの依頼では、少ないのですが他の業種の方のご相談では、これまで経験したことのない業種やビジネスに参入することを検討されている事業者様が多いように感じます。
事業再構築補助金の公募要領や説明資料でも、これまで取り組んだことのない分野に取り組むことを求められていますが、実際のところは採択されている事業者様は少なく、経験値のない新たな分野に展開する内容で採択されるには、通常よりハードルが高いようです。
今回は、その中でも弊社でご支援させていただき業種で、まったく異なる分野へ参入された事業者様の特徴をご紹介できればと思います。
今回の事業者様は、既存事業では戸建住宅などの建設に携わる事業者様でしたが、コロナの影響により、新築の需要が低迷したことで、受注が急激に低下することとなりました。
さらに、海外から仕入れていた商材が手に入れづらくなったことで、価格が高騰しコストも大きな負担となったことで、売上と仕入の両面からコロナの影響を受けることとなりました。
そのような状況の中で、自身が体験し満足感を得ていたマッサージ関係の仕事に、新たに事業を転換し、売上を増加させることを検討されました。
ご相談に来られた際には、あまりにも業種が違いノウハウもないため、採択は難しいと思ったのが正直な印象でしたが、代表者様との面談を重ねて、無事採択となりました。
まったく異なる分野への転換でしたが、今回採択された要因は何だったのでしょうか?
採択された場合は、どの点が良かったかはわからないので、あくまで予測ですが下記の3点が採択された要因ではないかと思います。
①未経験でも事業を展開できるようなシステムを利用した
②近隣の競合を分析し、差別化を図った
③事業規模に見合った投資と申請枠の検討まず、はじめに①での未経験でも事業を展開できるようなシステムを利用したという点ですが、これはマッサージ店として力のある企業とのFC契約を利用し、集客や従業員教育さらには収支計画などを検討し、未経験の分野でも売上を上げることができる方法を計画書の中に盛り込みました。
未経験の分野で何も頼らずに、一からすべてを作り出すことは難しく、これまでの実績のある企業を利用したことで、未経験の分野へ参入できる根拠としては少なくともなったように感じます。
また、同時に代表者様と一緒に店舗展開する予定地の立地や周辺環境(公共交通機関、道路状況、駐車場の数etc)、周辺世帯の年齢層、競合店として想定される店舗の特徴などを調査しました。
特に力を入れた分野は、競合の分析であり競合との価格での顧客の奪い合いをさけるため、ターゲットとする年齢層や性別をある程度限定し、ターゲットが求める店舗内装や価格さらにはサービス時間を計画の内部に記載しました。
競合調査や差別化などは、特に再構築補助金で記載することを求められている分野であるため、採択の要因となったのではないでしょうか。
最後に、過剰な投資を控えるとともに申請枠の見直しを図りました。
元々は、事業規模に対して設備投資が大きすぎる内容でしたが、相談を受けた時点で採択は難しい内容であると判断したので、代表者様と相談のうえで、必要最低限の投資にとどめることを選択しました。
また、通常枠での申請の方が受け取れることができる補助金額が少し多かったのですが、特別枠での申請に変更し、受けることができる補助金額を下げて採択率の高い、特別枠での申請を行いました。
結果としては、無事採択となり現在事業者様は新たな事業へ転換し、事業を進めておられます。
今回、ご紹介させていただいた内容は採択された要因になったのではないかと思う点を数点あげさせていただきました。
今後、事業再構築補助金をご検討し違った分野へ事業転換を行おうとお考えの事業者様がいらっしゃいましたら、是非参考にしていただければと思います。
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令和元年度・令和二年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(11次締切)の採択結果が発表されました。
当社では、15件採択されました。
採択されました企業様の設備投資額合計2億772万円で、補助金額合計1億1,941万円でした。
採択されました企業様、おめでとうございます。
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こんにちは、フラッグシップ経営の江口です。
最近のご相談の中で、補助金を使えるなら使いたいけど、詳細がわからずにどう選べばいいのかわからないというお話をいただきました。
事業者様の状況に応じてご案内をさせていただいておりますが、どこをポイントにすれば良いのか?簡単に選ぶコツをお知らせします。目次
- 同じ製品に対して、生産性を向上(たくさん作れる、より早く作れる)させたい
- 新たな事業を始めたい
- 既に購入した設備を対象にしたい
- 少額の投資である、今後も設備投資の予定があり複数回補助金を利用したい
- 過去にない大きな設備投資をしたい
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- <id=”#5523-1″>■同じ製品に対して、生産性を向上(たくさん作れる、より早く作れる)させたい
新事業は行わないが、取引先の要望を叶えるために製造工程を改善させたいという場合は、同様の趣旨のものづくり補助金をお勧めしています。
少ないケースではありますが、事業再構築補助金を希望されていましたが、新事業の計画を立てられない、または事後の報告を考えれば新事業よりは既存事業を改善させるという計画のほうが安心感があるというお客様がものづくり補助金を申請された例があります。新事業が思いつかない、生産性を向上させたい場合は、「ものづくり補助金」を選択
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- ■新たな事業を始めたい
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新事業を開始したい場合で、投資金額が大きい方は事業再構築補助金をお勧めしています。
新事業についてお悩みの方も多いですが、お好み焼き屋さんが自動車の金型を製造する、というような大きな業種の転換ではなくても、例えば自動車部品を製造している事業者様が既存のエンジン車ではなく新たにEV車の部品を製造するというケースも該当します。
ただし、製造する製品にどのような差があるのか、市場やニーズはどう変わるのかという点も確認が必要です。性能が全く同じで市場だけが変わる場合は対象になりません。
また、現在の事業と関連性が見えづらい新事業の場合、なぜその事業を選んだのか?妥当性やニーズはあるのか?を記載することが重要です。新たな事業を始めたい場合は、「事業再構築補助金」を選択
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- ■既に購入した設備を対象にしたい
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補助金は大前提として「採択発表があり、交付申請(何をいくらで買うのか申請)をして交付決定(申請に対して事務局から審査を受けOKが出た状態)が出れば購入ができます。
唯一この前提に捕らわれない補助金は、事業再構築補助金です。
コロナ禍でダメージを受けた事業者様を対象とした補助金であり、早急な設備投資が必要であることからも事前購入が可能です。既に購入した設備を対象としたい場合は、「事業再構築補助金」を選択
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- ■少額の投資である、今後も設備投資の予定があり複数回補助金を利用したい
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少額の投資、何度でも補助金を利用したいという場合はものづくり補助金をお勧めしています。
ものづくり補助金は過去から継続的に公募がある補助金であり、交付決定から1年が経過していれば再度申し込みが可能です。
ただし、一般枠の場合補助上限が1,250万円まで、補助率が1/2です。
比較的少額の投資である、事業規模から鑑みて多額の投資が出来ないという場合はものづくり補助金を検討しても良いかと思います。
※補助金額、補助率は申請枠や従業員数によって変動あり投資が少額であり何度でも利用したい場合は、「ものづくり補助金」を選択
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- ■過去にない大きな設備投資をしたい
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一方で、補助上限が8,000万円、補助率が2/3と条件が良いのが再構築補助金です。
しかし条件が良いため、基本的には1度しか利用ができません。
そのため、将来的に多額の設備投資を予定しているのに、少額の設備投資で再構築補助金を利用してしまうと、2度目の申請ができません。
今後の投資の予定等を検討した上で選択することをお勧めいたします。過去にない大きな設備投資をしたい場合、今後の大きな設備投資の予定がない場合、「事業再構築補助金」を選択
このように考えてみれば、どう選べばいいのかが少し分かりやすくなったかと思います。 ただし、ものづくり補助金は年率平均1.5%の賃上げと事業所内の最低賃金+30円を常時達成すること、再構築補助金はコロナ前後で売上が10%以上減少していることが要件です。
要件と自社の状況を照らし合わせて、適切な補助金を選択しましょう。
事業者様が最もお悩みなのは、「新事業と見てもらえるのか?」という点かと思います。弊社ではヒアリングの上で、どのような活用をすればいいのかというアドバイスを行うこともできます。
気になる方は一度ご相談ください。 -
こんにちは、株式会社フラッグシップ経営の㮈本です。
一昨日、第7回事業再構築補助金の締切がありました。
(当初は、9月30日締切でしたがサーバーの問題により、10月5日に締切が延期となりました。)
弊社でも多くの事業者様の申請支援を行いましたので、12月上旬か中旬に予定されている採択発表が気になるところです。
また、次の第8回締切は令和5年1月13日(金)と公募要領で発表されました。
日程としては、これまでと比較して長期間になりますので、準備できる時間が従来よりたくさんあるように感じます。
しかし、事業再構築補助金は今回の締切を最後に終了となる予定ですので、多くの企業が申請することが予想されます。
弊社でもすでに、次の事業再構築補助金に申請するために打ち合わせを開始している企業様も多数いらっしゃいますので、申請をご検討している事業者様はお早めのご相談や準備をお願い致します。
さて、これまで会社全体で、100件以上の申請のご支援をさせていただいておりますが、事業再構築補助金をご相談に来られる事業者様の中でも、採択されている企業様と不採択となってしまった企業様との違いはいったい何なのでしょうか?
明確に発表されているわけではないですが、不採択となってしまっている事業者様には下記の共通点のようなものがあると思います。
①事業規模に対して投資金額が過大である
②事業を再構築する新事業のイメージがない
③やりたいことや欲しいものが先行し、売上を上げるイメージに具体性がない(数字など)
④コンサルタントに新しい事業の検討を依頼する
⑤自社の人材や経験の活用がなく、すべて他者に依存する
⑥関連性のまったくない自身の趣味を開始する(飲食店、バー、ラウンジなど)
⑦一度の不採択でやめてしまう
以上の内容は、社内で対応し不採択となってしまった事業者様の情報を共有した際に、多く挙げられている内容になります。
しかし、開始当初は上記に挙げた内容に近いものであっても何度もチャレンジすることで計画書をブラッシュアップし、採択されるケースもございます。
何度もチャレンジし、ご相談いただいた事業者様が一生懸命考えていくうちに、投資金額の変更や事業内容の具体的な内容を再検討するなど、上記の内容が払しょくされ採択されている事業者様に近づいているようにも感じます。
事業再構築補助金は、現状では今回で最後となっておりますので、何度もチャレンジすることは難しいですが、上記の内容に注意し検討することで、採択に近づくことができるのではないかと思います。
今回は、簡単ではありますが弊社でご支援させていただいた事業者様の特徴をお伝えしました。
他にも不採択の方に多い特徴や採択されている方に多い特徴などがあれば、随時発信させえていただきます。
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事業再構築補助金(第6回)の採択実績を更新しました。
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「事業再構築補助金」(第6回)の採択結果が発表されました。
弊社では、42件採択、設備投資額12億7,452万円、補助金採択額8億5,519万円でした。
採択されました企業様、おめでとうございます。