申請書
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こんにちは、フラッグシップ経営の杉原です。
当社では、「ものづくり補助金」と「事業再構築補助金」の2種類の補助金の申請支援を行っています。
現在は、事業再構築補助金の3次締切も終え、一時的に業務が落ち着いた雰囲気もありますが、11月11日に締切を控えるものづくり補助金8次締切に向けたご支援も徐々にスタートしており、忙しくなる日々に備え、着手できる業務については早め早めに取り組んでおります。
さて、補助金の申請にあたっては、事前書類の収集→ヒアリング→申請書作成というのが大まかな流れになっていますが、中でも最も重要となるのはヒアリングの部分であるというのが私の考えです。どういうことかと言うと、ヒアリングによって得られた”材料”が、計画書に描くストーリー性の緻密さや説得力に大きく影響する、ということです。
過去に記者として取材活動をしていた際、誌面を構築するまでの過程で最も重要なのは、インタビューやヒアリングといった「取材」であると教えられました。取材とは、読んで字のごとく、”材”料を”取”るという意味になります。
取ってきた材料が少ない、あるいは内容が薄い場合には、その限られたもので文章をつくることしかできません。しかし、手元にある材料が多ければ多いほど、情報を組み合わせたり、最適な情報を選び取ったりと、内容の最適化を図れるのです。
これは、補助金の申請にあたってのヒアリングにおいても同じように考えられます。基本的には、計画の目的など、審査項目に回答するための内容をヒアリングしていきますが、お伺いできた情報の多さや濃さにより、計画書の内容の充実度は大きく変化します。
最終的に、材料をどうアレンジして整えるか、という文章作成の部分は我々コンサルタントの腕にかかっていますが、その前段階、ヒアリングには事業者様のご協力が必要不可欠です。
一度のヒアリングでは、なかなか言語化できない項目もあるかと思いますが、お打ち合わせなどのやりとりを通じて、計画内容をしっかりとかためられるよう、全力でサポートさせていただきます。
補助金の申請でお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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こんにちは、フラッグシップ経営の㮈本です。
事業再構築補助金の第3回締切が、9月21日締切となりました。
今回も、弊社では多くの事業者様のご支援をさせていただきましたので、11月中旬もしくは下旬に予定されている事業再構築補助金の採択発表を心待ちにしています。
また、今月9月末は第7回ものづくり補助金の採択結果の発表も予定されており、間髪入れずに補助金の申請や発表が続いているため、採択率や採択件数が気になるところです。
事業再構築補助金の3次申請が終了し、これまでの1次締切や2次締切と比較しお打ち合わせの段階から事業者様が事業計画書の大枠を作成し、事業構想や売上の立て方などを参考資料として提出していただけるケースが増加しているように感じます。
事業者様と事業計画書を作成する際に、自身の考えや経営方針がまとめてあると作成する我々としても非常に参考になり、計画書を作成する時間が短縮されるだけでなく、計画書完成後の事業者様との差異などが起こるケースがほとんどないです。
また、新たな事業にかける事業者様の本気度も伝わります。
事業計画書の大枠を作成することは、絶対条件ではありませんが売上の上げ方や集客方法など実際に補助金が採択された後に、事業を展開する必要があるため考えすぎて無駄になることはないのではないでしょうか。
事業再構築補助金も、次回で第4回となり残り2回を予定しておりますが、これまで以上に申請者が増加する可能性が考えられます。
(第5回に関しては、予算の関係上ない可能性も考えられます)
これまでの申請で、多くの業種の方のご支援をさせていただきましたが、事業再構築補助金のご検討をされている事業者様はお早目にご相談されることをオススメします。
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フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。
当社では「ものづくり補助金」と「事業再構築補助金」の2種類の補助金の支援を行っているため、毎月と言ってよいほど締め切りや採択発表があり、ここ2年くらいは経営改善や事業再生支援を行いながら、補助金の申請に追われている日々が続いております。
当社の補助金の申請サポートは平成29年度補正予算の「ものづくり補助金」が始まりですので、業界内ではかなり後発だと思います。
その後、徐々に実績を積み上げ、原稿執筆時点では「ものづくり補助金」の採択件数は74件になりました。
今年中に100件の大台に到達するかと思います。
今では全国でも当社の採択件数はかなり多い事務所となったため、日本全国の事業者様や設備メーカー様、システム開発様から連携させてほしいというお誘いも受けるようになりました。
当社の補助金の申請サポートのスタンスは「可能な限り事業者様の手を煩わせない」ことです。
と、申しますのも補助金の申請を検討されている多くの経営者や担当者は現場や責任のある実務を任されていることが多く、何時間に及ぶヒアリングを何度もするのは申し訳ないと考えるからです。
また、補助金では様々な審査項目がありますが、中には経営者といえども深く考えたことがないような項目もあるため、漠然と質問しても回答ができないこともあります。
そのような場合は簡単なヒアリングを行った後に当社の担当者が文章や図表にまとめてから「こういうことですよね?」と確認するなど工夫をしています。
一方で、補助金を申し込む事業者様のスタンスは実に様々です。
計画内容のほとんどを自分で書き上げて、それを参考にしてほしいという経営者もいらっしゃいますし、反対に「この人は本当に何にも考えてないな」と思うような方もいらっしゃいます。
しかし、ヒアリングや資料の収集をお願いすると多くの方は徐々に真剣になってきて、最終的には良い申請書が完成します。
補助金を活用し、会社を次のステージにシフトさせる取り組みは中小企業であれば有効な手段だと思いますので、当社は今後も補助金の申請サポートも注力しながら事業者様の期待に応えていきたいと思います。
当社も現状のやり方が良いとは思わずに、どのようなスタンスで申請のサポートを行うことが事業者様に喜ばれるかを検討し、さらなるサービスの改善に努めたいと思います。
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こんにちは株式会社フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。
事業再構築補助金、ものづくり補助金ともに採択発表結果に当社の名前が多く載っていることから、全国の事業者様や設備メーカー様から多くのご指名を頂戴しており、回を重ねるごとに責任の重さをひしひしと感じている次第です。
既に事業再構築補助金の3次締切、ものづくり補助金の7次締切においても60社を超えるお申し込みを頂戴しております。
中には「別のコンサルタント会社に依頼した資料が全然ダメだったので、今回はフラッグシップ経営さんにお願いしたい」というお声もいただきました。
当社は事業再構築補助金、ものづくり補助金ともに金融機関を除く支援機関として、全国でも5本の指に入る程度の結果を残す事務所になりました。
これは公募要領に記載している審査項目に忠実でありながらも、採択傾向を分析し、継続的な改善を意識した結果だと考えています。
このあたりの取組は社外の方には見せる機会がないのですが、地道な改善を行いながら採択の確度を向上させるよう取り組んでいます。
しかし、反省や失敗もないわけではありません。
短期間に数多くの申請サポートを行うため、ミスも多くなってきました。
物理的にダブルチェックが難しい工程もあり、恥ずかしながらお客様にご指摘をいただくまで気づかなかったということもあります。
当社としては採択結果に影響がないようなミスでもお客様は当社を信用いただいた上で依頼されていますので、その信用に応えるために電話やメール対応、申請書の細かな誤字脱字でもしっかりと対応できるよう継続的な改善を行わなければならないと考えています。
採択結果だけでなくそれまでのプロセスにおいても、お客様に喜んでいただくことを重視していますので、今後も結果だけでなくプロセスにもこだわった補助金の申請サポートにこだわっていきます。
このようにまだまだ完璧とは言えない事務所ですが、それでも採択率、採択件数、お客様対応におきましては他の事務所には負けない自信があります。
ものづくり補助金、事業再構築補助金の申請でお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
株式会社フラッグシップ経営 代表取締役
中小企業診断士 長尾 康行
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こんにちは、中小企業診断士の木戸です。
今年度は事業再構築補助金やものづくり補助金などの申請締切、採択発表が毎月のように続いており、経営者や各支援機関、金融機関などが積極的に活用されていることでしょう。
これらの補助金には審査項目が公募要領に記載されており、「何を審査するのか」が明確になっています。
しかし、審査項目に書いてあることを事業計画書に記載すれば採択されるというものでは無く、審査項目を抑え、かつ審査員に刺さる計画書でなければ採択は難しくなります。
各専門家がそれぞれにノウハウ等を蓄積しており、重要視していることは異なると思いますが、私が審査項目と同じように重視していることは3つあります。
1つ目は、ストーリーに一貫性も持たせることです。
一見、あたりまえのように感じられるかもしれませんが、経営者自身が作成した計画書や他社が作成支援した計画書を見る機会もあるのですが、不採択となった企業様の計画書はやはりストーリーが弱い、分かりにくいといったケースが散見されます。
ストーリーに一貫性を持たせるためには、いろいろな方法があると思いますが事業再構築補助金やものづくり補助金に限っては、特に「お客様のお客様」や更にその先にお客様(または消費者)までを意識して表現できているかどうかです。お客様が抱えるニーズが、その先のお客様の問題(未解決のジョブ)を解決すること、消費者の問題(未解決のジョブ)を解決できるかどうかということです。2つ目は、各補助金の「事業の目的」を理解し、計画書に反映することです。公募要領では冒頭に出てくることが多く、見落としがちですが、「この補助金はどういった目的で税金が使われているのか」を理解することは、重要です。
3つ目は、全体的にバランスよく記載することです。ついつい最も主張したいことを手厚く書いてしまいますが、審査項目は多岐に渡りますので、事業計画書(その1、その2など)で極端に記載が多い項目や少ない項目があれば、書きすぎていないかどうかをもう一度見直しましょう。
この3つのポイントが漏れなくダブりなくではありませんが、事業計画書を作成する際に検討してみてください。
中小企業診断士 木戸貴也
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フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。
6月29日は「ものづくり補助金6次の採択発表」、7月2日は「事業再構築の2次公募の締切」でした。
当社はものづくり補助金、事業再構築補助金の申請についてはかなりの件数をこなしていますので、資料収集とヒアリングを終えてしまえば比較的スムーズに申請書の作成を行うことができます。
苦労に苦労を重ね、申請書をすべて完成させた時は達成感と充実感(少しの不安)を得ることができます。
しかし、メールや電話のレスポンスが悪い、何度催促しても資料を揃えない、毎回事業内容がコロコロ変わる、態度が横柄というような事業者が一定数存在するので、そこが補助金の申請で最もストレスがかかります。
そういう事業者は「補助金を貰えれば何でもいい」「貰えるものはとりあえず貰う」というスタンスですので、話が嚙み合いません。最近では少しでも波長が合わないと感じたら、こちらから断っています。(私は媚びてまで仕事を欲しいと思わない性格ですので・・・)
一方で、真摯に経営に取り組み、補助金を活用して会社を成長させたいという事業者は資料の提出も早く、打ち合わせでもしっかり自身の考えを述べられます。このような事業者の案件はやはり採択率も高い傾向にあります。
補助金を採択させるには事業者と我々専門家の協力が不可欠です。お互いに協力しなければならないのにも関わらず、専門家を下請けみたいに使う事業者が一定数存在するのは本当に不快ですし、残念です。
とはいえ、私は社員を守る責任もありますし、顧客を選ぶ権限もありますので態度の悪い事業者とは距離を置くことにしています。
事業者においては専門家に丸投げするのではなく主体性をもって取り組んでいただきたいと思います。
それが自社を見つめ直す機会にもなり、将来ビジョンを検討する機会にもなります。
そうすれば、申請書の作成そのものが
採択・不採択に関わらず意味のある書類になるのではと思います。
それでは、また次回です。
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こんにちは、フラッグシップ経営の㮈本です。
令和3年6月16日、事業再構築補助金第一次締切の緊急事態宣言特別枠、18日一般枠の採択発表がありました。
事業再構築補助金は、弊社でも多くの事業者様の事業計画書を作成したため、他の補助金以上に採択結果が気になっておりました。
結果としては、12件の事業者様が採択となりました。
採択された皆様、本当におめでとうございます。
今回の事業再構築補助金は、補助金の概要が発表された段階では、第一回の採択率はかなり高くなることが予想されておりましたが、全体を通した感想はかなり厳しいものとなりました。
既存事業の強みを活かすことができ、売上達成要件を明確に記載し説明することができた計画書は比較的採択率が高かったように思います。
今回、弊社でご支援させて頂いた事業者様でも残念ながら不採択となってしまった事業者様がいらっしゃいます。
事業再構築補助金では、不採択の理由を事務局に尋ねることができるので、何が計画として足りなかったのかを確認し、再度2次締切や3次締切で再度申請されることをお勧めしています。
弊社でも、今回採択された事業計画書を元に採択率を高める事業計画書を1つでも多く作成し、1社でも多くの事業者様が採択されるように、計画書をブラッシュアップしていきます。
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こんにちは、㮈本です。
先週、5月13日にものづくり補助金の6次締切が終了しましたが、今回は事業再構築補助金と同様に最終日にサーバーがダウンしてしまいました。
幸い、すぐにサーバーは復活しましたが、これまでより申請者が増えたことが要因でサーバーがダウンしたとすれば、今後も補助金の競争は激化することが予想されます。
また、申請者が増えれば自ずと、綿密な内容の事業計画書を作成することや加点項目を取ることが他社との差別化となり、採択に近づくことが可能性を高めます。
次回のものづくり補助金の締め切りは8月17日であり、事業再構築補助金は7月上旬を予定しておりますが、事業再構築補助金に関しては、明確な公募要領がまだ発表されていません。
準備書類は不明確な状態ですが、前回と大きく変更されることはないと思われます。(個人的な意見です)
弊社では、事業者様に申請に必要な資料を早急にご準備頂くように、アナウンスしています。
資料が早く整えば、事業計画書を作成する時間を確実に確保することが可能であり、綿密な内容の計画書を作成することができるからです。
ものづくり補助金に関しては、まだ3ヵ月程度あるのでなかなか、慌てることはないと考えられている事業者様も多いと思います。
しかし、弊社がものづくり補助金の加点項目として取得をご支援している事業継続力強化計画が、次の7次締切から承認を受けたもの以外加点とされないことがわかっています。
(これまでは、事業継続力強化計画を申請しているだけで加点がもらえていましたので、電子申請日に間に合えば加点となっていました。)
ものづくり補助金が採択される可能性を高めるためには、加点項目を何点とるかも重要な役割を担ってきますので、他社より採択確率を上げるためには、早急な資料準備や計画書の準備を行うことが、今後の補助金申請には必要不可欠になってくることが予想されます。
1社でも多くの事業者様が採択されるためにも、計画書や加点項目をしっかりと準備し、事業者様の支援を続けていけたらと考えております。