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こんにちは、フラッグシップ経営の江口です。
最近のご相談の中で、補助金を使えるなら使いたいけど、詳細がわからずにどう選べばいいのかわからないというお話をいただきました。
事業者様の状況に応じてご案内をさせていただいておりますが、どこをポイントにすれば良いのか?簡単に選ぶコツをお知らせします。目次
- 同じ製品に対して、生産性を向上(たくさん作れる、より早く作れる)させたい
- 新たな事業を始めたい
- 既に購入した設備を対象にしたい
- 少額の投資である、今後も設備投資の予定があり複数回補助金を利用したい
- 過去にない大きな設備投資をしたい
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- <id=”#5523-1″>■同じ製品に対して、生産性を向上(たくさん作れる、より早く作れる)させたい
新事業は行わないが、取引先の要望を叶えるために製造工程を改善させたいという場合は、同様の趣旨のものづくり補助金をお勧めしています。
少ないケースではありますが、事業再構築補助金を希望されていましたが、新事業の計画を立てられない、または事後の報告を考えれば新事業よりは既存事業を改善させるという計画のほうが安心感があるというお客様がものづくり補助金を申請された例があります。新事業が思いつかない、生産性を向上させたい場合は、「ものづくり補助金」を選択
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- ■新たな事業を始めたい
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新事業を開始したい場合で、投資金額が大きい方は事業再構築補助金をお勧めしています。
新事業についてお悩みの方も多いですが、お好み焼き屋さんが自動車の金型を製造する、というような大きな業種の転換ではなくても、例えば自動車部品を製造している事業者様が既存のエンジン車ではなく新たにEV車の部品を製造するというケースも該当します。
ただし、製造する製品にどのような差があるのか、市場やニーズはどう変わるのかという点も確認が必要です。性能が全く同じで市場だけが変わる場合は対象になりません。
また、現在の事業と関連性が見えづらい新事業の場合、なぜその事業を選んだのか?妥当性やニーズはあるのか?を記載することが重要です。新たな事業を始めたい場合は、「事業再構築補助金」を選択
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- ■既に購入した設備を対象にしたい
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補助金は大前提として「採択発表があり、交付申請(何をいくらで買うのか申請)をして交付決定(申請に対して事務局から審査を受けOKが出た状態)が出れば購入ができます。
唯一この前提に捕らわれない補助金は、事業再構築補助金です。
コロナ禍でダメージを受けた事業者様を対象とした補助金であり、早急な設備投資が必要であることからも事前購入が可能です。既に購入した設備を対象としたい場合は、「事業再構築補助金」を選択
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- ■少額の投資である、今後も設備投資の予定があり複数回補助金を利用したい
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少額の投資、何度でも補助金を利用したいという場合はものづくり補助金をお勧めしています。
ものづくり補助金は過去から継続的に公募がある補助金であり、交付決定から1年が経過していれば再度申し込みが可能です。
ただし、一般枠の場合補助上限が1,250万円まで、補助率が1/2です。
比較的少額の投資である、事業規模から鑑みて多額の投資が出来ないという場合はものづくり補助金を検討しても良いかと思います。
※補助金額、補助率は申請枠や従業員数によって変動あり投資が少額であり何度でも利用したい場合は、「ものづくり補助金」を選択
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- ■過去にない大きな設備投資をしたい
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一方で、補助上限が8,000万円、補助率が2/3と条件が良いのが再構築補助金です。
しかし条件が良いため、基本的には1度しか利用ができません。
そのため、将来的に多額の設備投資を予定しているのに、少額の設備投資で再構築補助金を利用してしまうと、2度目の申請ができません。
今後の投資の予定等を検討した上で選択することをお勧めいたします。過去にない大きな設備投資をしたい場合、今後の大きな設備投資の予定がない場合、「事業再構築補助金」を選択
このように考えてみれば、どう選べばいいのかが少し分かりやすくなったかと思います。 ただし、ものづくり補助金は年率平均1.5%の賃上げと事業所内の最低賃金+30円を常時達成すること、再構築補助金はコロナ前後で売上が10%以上減少していることが要件です。
要件と自社の状況を照らし合わせて、適切な補助金を選択しましょう。
事業者様が最もお悩みなのは、「新事業と見てもらえるのか?」という点かと思います。弊社ではヒアリングの上で、どのような活用をすればいいのかというアドバイスを行うこともできます。
気になる方は一度ご相談ください。 -
事業再構築補助金第8回(令和5年1月13日締切)の申請支援を開始しました。
申請をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
申請には、GビズIDプライムアカウントが必要になります。
取得がまだの方は、下記専用サイトからご登録ください。
過去に採択されました企業様の採択実績はこちらからご覧いただけます。
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こんにちは、株式会社フラッグシップ経営の㮈本です。
一昨日、第7回事業再構築補助金の締切がありました。
(当初は、9月30日締切でしたがサーバーの問題により、10月5日に締切が延期となりました。)
弊社でも多くの事業者様の申請支援を行いましたので、12月上旬か中旬に予定されている採択発表が気になるところです。
また、次の第8回締切は令和5年1月13日(金)と公募要領で発表されました。
日程としては、これまでと比較して長期間になりますので、準備できる時間が従来よりたくさんあるように感じます。
しかし、事業再構築補助金は今回の締切を最後に終了となる予定ですので、多くの企業が申請することが予想されます。
弊社でもすでに、次の事業再構築補助金に申請するために打ち合わせを開始している企業様も多数いらっしゃいますので、申請をご検討している事業者様はお早めのご相談や準備をお願い致します。
さて、これまで会社全体で、100件以上の申請のご支援をさせていただいておりますが、事業再構築補助金をご相談に来られる事業者様の中でも、採択されている企業様と不採択となってしまった企業様との違いはいったい何なのでしょうか?
明確に発表されているわけではないですが、不採択となってしまっている事業者様には下記の共通点のようなものがあると思います。
①事業規模に対して投資金額が過大である
②事業を再構築する新事業のイメージがない
③やりたいことや欲しいものが先行し、売上を上げるイメージに具体性がない(数字など)
④コンサルタントに新しい事業の検討を依頼する
⑤自社の人材や経験の活用がなく、すべて他者に依存する
⑥関連性のまったくない自身の趣味を開始する(飲食店、バー、ラウンジなど)
⑦一度の不採択でやめてしまう
以上の内容は、社内で対応し不採択となってしまった事業者様の情報を共有した際に、多く挙げられている内容になります。
しかし、開始当初は上記に挙げた内容に近いものであっても何度もチャレンジすることで計画書をブラッシュアップし、採択されるケースもございます。
何度もチャレンジし、ご相談いただいた事業者様が一生懸命考えていくうちに、投資金額の変更や事業内容の具体的な内容を再検討するなど、上記の内容が払しょくされ採択されている事業者様に近づいているようにも感じます。
事業再構築補助金は、現状では今回で最後となっておりますので、何度もチャレンジすることは難しいですが、上記の内容に注意し検討することで、採択に近づくことができるのではないかと思います。
今回は、簡単ではありますが弊社でご支援させていただいた事業者様の特徴をお伝えしました。
他にも不採択の方に多い特徴や採択されている方に多い特徴などがあれば、随時発信させえていただきます。
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こんにちは、フラッグシップ経営の橋本です。
事業再構築補助金に注目が集まる現在ですが、実はものづくり補助金が熱いのではないかと個人的に考えております。
確かに、事業者様にとって賃上げの要件もなく、補助金額も高い事業再構築補助金は魅力的かと思いますが採択率は全国平均を見ると採択率が50%を超えていた公募回がありません。
一方で、事業再構築補助金に申請者が流れたことにより、ものづくり補助金の採択率は高まっています。弊社では、ものづくり補助金の採択率は安定して8割程を誇っており、案件によって受注を断ったりしていないことや申請件数の多さを鑑みるとかなり高い採択率を実現しているかと思います。
そんな、ものづくり補助金ですが、先日「補助金の利用は検討しているが、なかなか動けていない。」という事業者様がいらっしゃいました。
そこで今回は、今更聞けないものづくり補助金の基本というテーマで制度のご紹介をさせていただきます。
<目次>
①補助金利用に関する注意点
1、補助金と助成金の違い
補助金と似た言葉として、助成金が挙げられます。実際に混同されている事業者様もいらっしゃいます。助成金は要件を満たし、申請を行えば必ずもらえるものとなっておりますが、補助金は申請を行った上で審査員による判断があり、優秀なものが採択されます。こちらが補助金と助成金の大きな違いであり、専門家を活用する理由もこの点にあります。
2、資金について
次に、補助金の入金までには期間があくため、一時的に費用の全額をご負担していただく必要がございます。この際、資金の準備は自己資金でも借入でも問題ありません。補助金が入金されるまでのスケジュールについては後述させていただきます。
3、入金時の注意点
最後に、補助金は税金により支出される制度ですが、入金されると利益という扱いになり、課税対象となってしまいます。税金を投入し、それに対して課税するとは不思議な制度だと感じますが、しっかりと節税方法も用意されています。方法としては圧縮記帳や一括償却が挙げられますが、こちらは事前に税理士様とご相談いただくのが良いかと思います。
②ものづくり補助金の特徴である賃上げ
事業再構築補助金を利用される理由の一つに賃金の引上げ要件があるかと思います。ここからは、その2種類の賃上げ要件についてご紹介させていただきます。
1、最低賃金要件
一つ目の賃上げ要件について、事業実施場所(≒社内)の最低賃金を地域の最低賃金より高めておく必要があります。
【最低賃金の引上げイメージ ※最低賃金+30円(加点なし)を選択した場合】
最低賃金は毎年増加させる必要はなく、地域の最低賃金に更新があった際に都度都度、行っていくものとなります。よくあるご質問としまして「最低賃金はいつから上げる必要があるのか」というご質問をいただきますが、採択を受けた後、早めに行っていただくことをお勧めしております。確認は毎年3月時点となりますので、それまでには必ず上げておく必要がございます。
2、給与支給総額要件
二つ目の賃上げ要件としましては、給与支給総額の増加が求められます。給与支給総額とは下記の式により算出される金額のことを指します。
給与支給総額=役員報酬+給与+雑給+賞与【給与支給総額の引上げイメージ ※年率平均2%(加点あり)を選択した場合】
ここで、表の上部に「加点あり」もしくは「加点なし」と記載があることに気が付いた方もいらっしゃるかと思います。賃上げは必須の水準と加点がもらえる水準があり、採択の為にはどれだけ加点を獲得できるかが大きく関わってきます。加点がもらえる賃上げは下記の表の通りとなっております。こちらは色ごとにワンセットとご理解ください。②の場合、賃上げは2%、最低賃金は+60円がセットの賃上げ要件となります。
【賃上げの水準について】
③補助金申請から入金までのスケジュール
一度、資金を立て替えていただく必要があるというお話は①-2でご紹介させていただきました。採択から入金までの流れとしましては上記の通り、補助金の入金までは最大12か月程要します。ただし、申請を早く行えばその分、早く入金されますので6~9か月程要するとお考えいただくと良いかと思います。
④補助金はいくらもらえるのか
最後に最も気になる補助金の金額ですが、従業員数や申請する枠によっても異なります。
1、補助率
小規模事業者の方は投資設備額(税抜き)の2/3。
中小企業の方は投資設備額(税抜き)の1/2(その他の枠では2/3)。
2、補助上限
従業員数5名以下は750万円
従業員数20名以下は1,000万円
従業員数21名以上は1,250万円
※グリーン枠、グローバル展開枠は上記と異なります。
本稿では今更聞けないものづくり補助金の基本という内容で記事を書かせていただきましたが是非、事業再構築補助金に注目が集まる今だからこそ、ものづくり補助金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。 -
こんにちは、フラッグシップ経営の江口です。
9月15日に事業再構築補助金6次公募の採択発表がありました。採択後の流れについては前回のコラムでご説明させていただきましたが、今回は申請にあたっての注意点を最新の状況とともにご説明させていただきます。
補助金の「採択」とは
補助金の採択は、残念ながら記載されているすべての内容についてOKが出たということではありません。
計画の大筋について、「このような趣旨の取組を実施する」ことに関してのOKという程度です。
そのため、実際に設備を購入したりサービスを契約する直前の段階になって、「計画の大筋はOKだけど、見積書のこの部分については補助金の対象外です」と事務局から指摘を受けるケースがあります。 どのような点に注意すれば事前に防げるのか、事務局が公開している「交付申請にあたっての注意点」から見ていきます。よくある注意点
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- ■事前着手を申請している場合
(交付決定前に契約や購入をする場合には、内容精査の前に「先に契約・購入します」という報告=事前着手申請をする必要があります。
しかし、事前着手申請に承認が下りたからと言ってこちらも内容が全てOKという意味ではありません。採択結果が出る前に申請することも可能ですが、あくまで「先に買う」という報告だけですので、補助金が採択される、内容や金額が全てOKである、というわけではないため注意が必要です。-
- ■見積書について
目的が不明である項目がある場合、他の項目と重複している場合は補助金交付の対象外と言われるケースがあります。
見積先事業者の方としっかり連携を取り、使途がわかる、名目上重複のない項目で記載する必要があります。
補助金に慣れている事業者の方は、申請上分かりやすい見積書を作成してくださる場合があるので、経験があるか一度確認を取ってみても良いかもしれません。-
- ■相見積書について
相見積書は設備を妥当な金額で購入しているかの証拠書類です。補助金は公的資金で賄われており、理由もなく高価な事業者から購入することはできません。
そこで、新品は2社、中古品は3社から同じ設備の見積を取り、合理的な(≒最も安価な)価格の事業者から購入する必要があります。
相見積書は完全に同じ製品であることを示すため、各細目の名称、部品やオプションまで完全に同一でないといけません。
例外的に、「業者選定理由書」を添付し、相見積もりが取得できない合理的な理由を記載すれば1社のみで良いことにはなっていますが、こちらはなかなかハードルが高いです。
商習慣である、アフターフォローが良いなどの理由では認められず、体感的にはあまり認められるケースがない印象です。交付申請は早めの対応を!
このように様々な注意点がありますが、基本的には補助金交付を前向きに進めていくための手続きです。
そのため交付申請後は都度事務局から連絡があり、修正を依頼されるので、その修正に従い書類を提出すれば手続きが出来るかと思います。
ただし、建物を新築する場合や経費の内容が大きく変わる場合などは内容の確認に時間がかかるため、契約や購入するまでに2~3か月かかるケースも出ています。
書類を読み解くのも大変ですが、なんとか手を付ければその後は指示がもらえるため、早めに対応しておくのが良いでしょう。 -